あなたはどの武術・格闘技をやるべきか? 実戦向きの格闘技とは…

最強になるにはどうすればいいか?・・そんなのは決まってます。
もともと強い人が、「強い人のための武術」をやればいいのです。

しかし、世の中それだけではありません。

  • 弱い人が命を守るための護身術
  • 強い人達がガンガンに体を鍛えてどつきあう格闘技
  • 戦場で命を奪い合う実戦武術
  • 健全な身体と精神を養う武道

など、あなたの目的に応じてやるべき武術は違ってくるのです。

そこで、これから新しい格闘技を始めたい!というあなたにピッタリな武術・格闘技を紹介します!

なお、強さだけでなく全国の道場の数など、習いやすさも考慮しています。

ケンカが強くなりたい人のための武術

ケンカで強くなるには体を鍛えたり型を練習するよりも
まず実際に人を殴るのに慣れること、シンプルで使いやすい得意技を一つ身に着けることが大事です。

日本拳法

自衛隊でも教わる日本拳法は、空手と柔術を組み合わせた全局面対応の格闘技です。
寝技、投げ技、間接技もありで、素早くて威力の高い独特のパンチ(直突き)も魅力。
小難しい型や講義はそこそこに、ガンガンなぐり合って練習するのですぐに強くなれます。

ボクシング

とにかく手っ取り早く喧嘩に強くなりたいならボクシングが一番。
技をパンチだけに絞って、スパーリングをしまくるのでみるみる強くなれます。
ただしうっかりライセンスを取ってしまうとケンカができなくなるので注意。

截拳道(ジークンドー)

ジークンドーは「路上のケンカで勝つ」ことを目的にした武術。
先手必勝、ルール無用。すばやい打撃で手際よく相手を倒します。
日本拳法やボクシングほど練習は激しくありませんが、ある程度の格闘センスは必要です。

フルコンタクト空手

空手は日本でもっとも知名度が高く、しかも実際に強い武術です。体を鍛えて「俺、空手やってる」と言うだけでも”カマシ”を利かせることができ、戦わずとも争いを回避できるかもしれません。
綺麗な構えをとれば、それだけで相手を威圧できるでしょう。

空手の流派は伝統派フルコンタクトの2つに大別されますが、
型稽古を重視し、試合では寸止めの伝統派空手と比べて、フルコンタクト空手では実際に人を殴る・殴られる感覚に慣れることができます。

剣道

スピードとリーチがあり最強です。
剣道有段者が木刀や手ごろな棒を持ち歩けば相手が何人いても勝てるでしょう。
ただし障害で捕まります

※ケンカが強くなる早さは ボクシング >> 日本拳法 > ジークンドー > フルコンタクト空手 の順です。総合格闘技や伝統派空手なども強いですが、ケンカに使えるまで時間がかかるのでここでは紹介しませんでした。

※寝技主体の格闘技は除外しています。寝技は他の邪魔が絶対に入らない一対一の場面でしか使えないので、あまり実戦向きとはいえません。ケンカでのグラウンド対策は最低限、タックルとマウントの返し方を練習しておけば十分です。
喧嘩でのマウントポジション対処法

※実際にケンカをするのであれば、強さよりも、有利な場所や条件で戦えるような事前の仕込み、相手が手を出してくるタイミングの見計らい、ケンカの終わらせ方などが重要になります。これは武術の指導者ではなくケンカ慣れしている人に教わるべきでしょう。

身を守りたい人のための武術

空手やボクシングといった格闘技と、護身術では、身につける技術は全く違ってきます。

護身術は相手を倒すことが目的ではありません。
目や金的を徹底的に狙い、相手に隙ができればすぐに逃げる。

むしろ護身術を使うのは最後の手段で、そんな状況にならないためのアドバイスもしてくれるジムや道場に通いたいですね。

少林寺拳法 (男女ともにおすすめ。長く続けられます)

少林寺拳法は力と体力のない人でも使える技術です。
パンチやキックだけでなく、例えばいきなり手を掴まれて引っ張られたときの対処など護身の技を学べます
全国に道場があり、女性や子供の拳士も多く安心して通えます。

クラヴ・マガ (気軽に参加できる)

クラヴマガでは多人数やナイフで襲われるなど不利な状況を想定して練習します。
日本でもジムやセミナーが広まってきており、女性にも人気です
※エクササイズコースではなく護身用のカリキュラムを選ぶようにしましょう。

システマ (恐怖で固まる・パニックになってしまう女性向け) (ガチで襲われても生き残りたい男性向け)

システマは元々ロシアの特殊部隊で秘密裏に伝えられてきた軍隊格闘技ですが、
元軍人のリャコブ氏が改良したリャコブ・システマは護身術として世界中に広まっています。
システマを習得した者は、突発的な事態にあっても恐怖や痛みをおさえ、冷静に対処することができます。

ブラジリアン柔術 (女性におすすめ)

女性が性暴行被害にあう際は、ほとんどの場合、地面に押し倒されて行われます。
男性に押しかかられた状態から身体を守り通すには、グラウンド(寝技)のテクニックが必須となるでしょう。
力よりも技が重要なブラジリアン柔術は護身術として優秀で、女性でも始めやすく人気があります。

またウェンドーなど、海外で開発された女性のための護身術が日本でも広まりつつあります。

ウェンドー…カナダで考案された女性用護身術。DV、知人からのレイプ、セクハラなどにも幅広く対応する。
モデル・マギング…アメリカで起こった数多くの暴行のケースを検証して開発された女性のための護身術。
女性と子どものための護身法講習を提供するインパクト東京
日本のさまざまな護身術

古くからの日本の武術は、相手を傷つけずに自分の身を守るのに適しています。
現代の日本の護身術は、古武術をもとにしながらも今の時代に適した技に進化しつづけています。

柔術、合気道、少林寺拳法などは、習得には時間がかかりますが、相手に抱きつかれたり腕をつかまれたりした場合の対処法をたくさん練習するので女性の護身に向いています。
実際に襲われてしまった場合は相手が男だからと絶対にひるまず、反射的に技をかけることが大切です。

体を鍛えたい人のための武術

体力をつけると健康になり、肉体を鍛えると自信がつきます。
おまけに強くなれれば、言う事なしですね。

柔道

体力と筋力を鍛えるためにあるような武道。
練習はきついです。

レスリング

柔道・レスリングなど組み技系の格闘技は、常に筋肉に大きな負担がかかるので、とにかくムキムキになります。
ただし練習はとてもきついです。

キックボクシング

キックの選手はみんなカッコいい体つきをしてますよね。
キックは全身の筋肉がバランスよく鍛え上げられるし、股関節が柔らかくなります。
激しい運動をするので体力もつきます。

最近では女性のスタイルアップのためにキックボクシング・エクササイズも人気です

珍しいもの、かっこいいものを習いたい人の為の武術

マイナーな武術って、カッコいいですよね。・・実際に使えるかは置いといて。

おもしろくて、日本でも学ぶことのできる武術を紹介します。

躰道

空手の亜種ですが、かなり独特。アクロバットな動きが多くてかっこいいです。

カポエイラ

カポエイラを実戦で使うのはむつかしいので勇気がいりますね。。
ダンスとしてやってる人がほとんどです。

ジークンドー

ブルース・リーの創ったジークンドーは、かなり実践的なケンカ殺法です。
知名度のわりには競技者が少ないのでレア感があります。

忍術

忍術の道場では忍術(諜報活動や逃走術)、体術、武器術などを教わります。
現代では実践しにくい兵法や道具も多いですが、日本の古い文化に興味があればぜひ。

骨法

格闘技界では「ぺちぺち拳法」などと揶揄されるうさんくさい武術ですが、ネタとしてはおいしい。 (⇒骨法の動画 )

エクストリームマーシャルアーツ(XMA)

エクストリームマーシャルアーツは、ダンスに武道の動きを取り入れた新しいスポーツです。
練習すればアニメや映画でしか見ないようなド派手なアクションができるようになりますよ

殺人術を身に着けたい人のための武術

武術とは、もともと戦場で発達した殺し合いの技術です。
競技化・スポーツ化が進んでいない中国拳法や琉球空手のような古い武術ほど、実際の殺しに特化した技や動きとなっています。

蟷螂拳

中国拳法を修めても、格闘技の試合で活躍することはできません。これは中国拳法と格闘技では目的も使う状況もまったく違うためです。
格闘技の目的が「ルールの中で強さを競い、勝利する」ことなのに対して、中国武術の目的は「相手を殺傷し、自分の命を守る」ことにあります。

互いの命が懸かった状況であれば相手は当然、こちらの急所を真っ先に狙ってくるし、刃物も使ってきます。さらには数人がかりで襲ってきたり、岩場や水辺など足場の悪い場所、室内での争いもありえます。そういったあらゆる状況で淘汰され最適化され続けてきた技術体系が、今に伝わる中国武術なのです。

そのため中国拳法では常に武器を警戒した構えをとり、また不意打ちで相手の目や喉をつぶしたり、膝をけり砕いたり、首をひねり折ることも基本になっています。”ルールがあるほど弱くなる”中国拳法の本当の強みは、テレビやネットの映像では決して見せることができないのです。

数ある拳法の中でも北派蟷螂拳は、技の陰険さやスピードに定評があり、人体破壊に向いてます。
また八極拳は一撃の威力がすさまじく、八極拳の達人 李書文は、けん制のため放った最初の一撃で多くの武術家を殺してしまったと伝えられています。

ちなみに南派武術(詠春拳、洪家拳など)は習得するのが早く、素手同士や小型の武器が得意なのでケンカに使いやすいでしょう。一方で北派武術(八極拳、太極拳、形意拳など)は筋力に頼らず、老いても戦闘力が衰えないと言われます。

軍隊格闘技

ロシアのシステマ、イスラエルのクラヴ・マガ、日本の自衛隊格闘術などの軍隊格闘技は、相手の殺傷が目的なので基本的に急所狙いで、ナイフなどの武器も練習します。
ただし実際に教わるには従軍して国の精鋭部隊に所属するか、軍人・退役軍人とのツテを持たないといけません。

カリ・シラット / エスクリマ

カリやエスクリマなどのフィリピン武術ではナイフ術が発達しています。
日本のカリ教室やアーバンシラットの教室でも、ナイフ術をやることがあります。

運動神経が悪い人のための武術

ブラジリアン柔術

格闘センスが問われる打撃系格闘技に対して、寝技はひたすら練習量がものを言います。
寝技の強さで有名なブラジリアン柔術は、対戦中に次の展開を頭の中で組み立てていくチェスのような面白さがありますよ。

寝技系の格闘技は他にサンボ柔術、、レスリングなどがあります。
また立ち技のなかでは中国拳法も、センスがなくても努力で実力が伸び続ける武術です。

小柄な人に向いている武術

相手の力を利用したり、一撃必殺の威力で仕留めたりと、体が小さくても大きい人を倒せる技術は確かに存在します。
ただし、技だけでなく筋力を鍛えることももちろん重要です。
八極拳の李書文、合気道の植芝、塩田など小柄な達人たちも皆、毎日の鍛錬を欠かさず、体格からは想像できない怪力の持ち主だったと伝えられています。

八極拳

発勁を使った強力な体当たりや肘打ちは、小柄で体重が軽い人でも充分な威力を発揮できます。
事実、李書文をはじめとする活躍した八極拳士たちの多くは、体格に恵まれてはいませんでした。

合気道

合気道の開祖 植芝盛平、その師匠である大東流柔術武田惣角、昭和の達人塩田剛三。合気をつかうこれらの達人は三人とも160cmもない小柄な体格ですが、恐るべき強さを誇っていました。

合気(相手の攻撃の起こりに合わせて、その力を利用する術)が小柄な者にとって重要だという考えは、武田惣角の教育法にも見ることができます。

「─────柔術・体術・呼吸技・合気之術の大東流の体系は、学ぶ人の体型・性格・学歴等を見て、それにふさわしいものを選んで教えた。身体の大きい人には柔術技や当て身を多く使うもの、植芝先生や角義先生のように身体の小さい人には、呼吸技や合気技を教えた。」楽心館 氣と丹田の合気道会より)

また開祖は「実戦では当身(打撃技)が七分、投げが三分」と言い、達人塩田剛三も一本拳や背中での体当たりを多用していました。
実戦に強くなりたいのなら、合気道S.A.など当て身を重視した道場に通うのがおすすめです。

芦原空手

小柄な人が大きな相手と戦うときはパワー勝負になると不利なため、決して相手に捕まらないように動き続ける必要があります。
極真会館から分派した芦原空手は、常に自分に有利なポジションを奪い続ける “捌(さば)き” を重視し、実戦性の高い空手流派として知られています。

どの武術をやるかよりも大事なこと

あなたがこれから武術を習うにあたって気を付けてほしいのは、道場の雰囲気が自分に合っているかどうか考えることです。

どこの道場にも良し悪しがあります。

体育会系のサークルは、面倒見が良い代わりに付き合いが多かったり私生活に踏み込んでくる場合もありますし、逆にビジネスライクな教室はあっさりして人間関係が希薄です。
あまりにゆるい仲良しサークルだといつまでも実力はつかないし、ガチンコすぎる道場ではギスギスすることもあります。

何をやるにしても続かなければ意味がありません。まずは見学をして道場の雰囲気を見定めて、居心地のよいところを選んでください。

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