ボクシング

ボクシング(boxing)(拳闘) は紀元前よりアフリカ、ヨーロッパで発達し、16世紀のイギリスで確立された格闘技。
現代のボクシングは 手技のみで闘うスポーツとして世界中で人気を得ている。

ボクシングの成り立ち

古代ボクシング

拳を使ったボクシングの技術は、起源をたどれば人類のはじまりから存在するであろうものであり、どこからをボクシングの始まりとするかは難しい。
一説によると、一万年以上前のアフリカ大陸東部で作られた兵士の格闘法が、エジプト、ギリシャへと伝わりヨーロッパでボクシングになったとされる。

紀元前8世紀、ギリシアでは「古代ギリシャ式ボクシング」の試合が盛んに行われ、古代オリンピックの競技のひとつでもあった。
これは拳に革ひもを巻き、どちらかが倒れるまで殴りあうというスポーツであった。ただし万が一相手を殺してしまった場合は負けとなる。
ローマ時代に入ってからは「ピュージリズム」という名前が付けられ、コロッセウムなどで行われたが
当時はグローブに鉄の鋲をしこみ、どちらかが死ぬまで闘うこともある見世物であった。

近代ボクシング

中世イギリスでは、ギリシア、ローマから伝わるピュージリズム(拳闘)が庶民の間で親しまれていた。
1660年のイングランド王政復古からはスポーツ文化が復活し、ピュージリズムは貴族階級から庶民階級まで浸透していく。
またピュージリズムの試合を観戦する娯楽は、賭けの対象にもなり人気となった。

18世紀初頭、武術の達人であるジェームズ・フィッグがロンドンでジムを開き、剣術やボクシング術を教え広めた。
※「ボクシング」の名称はいつ生まれたか定かではないが、少なくともこの時にはボクシングの名は知られていたようである。
フィッグはボクシングに限らずレスリングや棒術など何百もの試合をこなし、あまりの強さに名が広まっていき、イギリス王から初代ベアナックル・ボクシング王者と認められた。

フィッグの弟子ジャック・ブロートンは試合で相手を殺してしまったことからボクシングの危険性を実感し、噛み付きや倒れた相手への攻撃禁止、ベルトより下への攻撃禁止、ダウン制度などのルールを発表、またパッドの入った安全なグローブを考案した。
これらは実際に取り入れられることは叶わなかったが、後に近代ボクシングの基礎となった。

ボクシングは死者の多さや八百長疑惑から禁止されることもあったが、民衆の根深い支持を得てヨーロッパに広まっていく。
19世紀、アメリカにも普及したボクシングは、力にまかせた殴り合いではなく華麗なディフェンステクニックが注目を浴びるようになり、また近代的で安全なルールも世界的に普及しはじめ現在のボクシングの形を作っていった。

ボクシングの技術

ボクシングは速いパンチと、洗練されたディフェンステクニックが特徴である。

スピードを重視したパンチで、連打で倒すことを狙う。

実戦では、特にジャブの連射を見切ることはほぼ不可能。顔面に食らえば足が止まって、右でとどめを刺されるだろう。

ボクシングはどんな人に向いてる?

ボクシングをやる目的は、ケンカに勝ちたい、自信をつけたい、有名になりたい など人によって様々だが
必要なのは闘争心ド根性である。

ケンカに有効なパンチを学び、スパーリングで実践できるので、手っ取り早く強くなりたい方には最適のスポーツだ。

ただし、目や脳に蓄積されたダメージは回復できないので、健康で長生きしたい方にはおすすめできない。

ボクシングを使う有名人

マイク・タイソン

ボクシング史上最強とも言われる、元ヘビー級王者。
スラム街からボクシング一つで億万長者に成り上がった、アメリカンドリームの象徴でもある。

シルヴェスター・スタローン

アメリカのスター俳優。
母親の経営するジムでボクシングを学び、映画「ロッキー」でボクサーの主人公を演じ一躍有名になる。

ボクシングに関連する武術

パンクラチオン
ボクシングとレスリングが合わさった古代ギリシャの格闘技・競技。
古代オリンピックでは、ボクシング、レスリング、パンクラチオンとそれぞれ別にして行われていた。

ギリシャなどで復活しようという動きもあるが、あまり普及していない。

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